キャリア
新卒でD2Cリピート通販の化粧品メーカーに入社し、Web広告・アフィリエイト・インフルエンサー施策を活用した新規顧客獲得を担当しました。
また、オウンドメディアの立ち上げやアフィリエイト責任者も務め、その際にコンテンツマーケティングやSEOの面白さに気付いたのがSEOに携わるようになったきっかけです。
その後、株式会社PLAN-Bに転職し、約2年間にわたりSEOを軸に、データベース型サイト、オウンドメディア、EC、コーポレートサイトなど幅広いジャンルを担当。
そして現在は、これまでのキャリアを活かせるECの全体的な総合支援を専門とすることを決め、株式会社ジェネマーケを設立しました。
ジェネマーケのEC領域における総合支援
まずはお客様の課題やボトルネックを丁寧にヒアリングし、状況に応じた具体的なカスタマイズプランをご提案します。
多くの場合、集客に課題を抱える顧客が多いため、集客軸での支援が基本です。
D2Cの集客戦略:SEOの優先順位は低い
D2C領域ではSEOの優先度は比較的低く、広告運用・インフルエンサー施策・アフィリエイトなど、費用対効果(CPA)を重視した施策が中心です。
モールを主なチャネルとする場合は、市場調査から着手し、顕在化している獲得キーワードから逆算して商品設計を支援。
未充足ニーズに応える商品開発では、ユーザーヒアリングや定例ブレストを通じて未充足ニーズを満たす商品を具体化。そのうえでクラウドファンディングや広告展開など予算感や実現したいモデルに合わせて柔軟に対応しています。
また、集客だけでなくCRMや物流まで一気通貫で支援できる点も弊社の強みです。
よくいただくご相談内容
「サイト制作で終わってしまい、その後の売上戦略が描けていない」というケースをよく目にします。
Shopifyなどでサイトを構築しても、広告配信をしなければ流入はほとんどなく、成果につながりにくいのが現実です。SEOで集客する場合でも、指名検索が発生するような仕組み作りや、コンテンツマーケティング(例:CBD関連のキーワード対策)が必要となります。
そこで弊社では、商品の特性や予算、事業フェーズに合わせて最適な集客方法をご提案しています。
サイトが問題になるケースと解決策
大量の広告投下でLTV最大化を狙うD2Cモデルでは、Shopifyなど汎用的なカートの制約により決済やUXの最適化が難しく、成果が伸び悩むことがあります。
とはいえ「Shopify=ダメ」というわけではなく、必要に応じて広告に特化した専用カートの導入を提案し、マーケティング用のLPや別サービスと連携させて、効果を最大化する施策を講じます。
商材によるサイト設計・集客の違い
商材や商品の特徴によって、どのようなサイト作りを行うのか、またどういう顧客体験にしていくのかという部分は大きく変わってきます。例を挙げると以下の通りです。
・モールでの集客がメイン…自社ECは最低限の機能に絞り、ランニングコストを抑えます。
・認知度が低い商品…モールでは顕在化されていないキーワードの商品が売れにくいのが現状。そうなると自社ECでの獲得が望ましいこともあり、その場合は広告特化カートを採用し、LPやクリエイティブに注力します。コンバージョンまでのハードルは高いものの、長期的な視点でのCPA削減を目指します。
ECにおけるSEO対策の優先順位
大前提として、認知度が低いベンチャー企業がECを立ち上げる初期段階では、SEO対策の優先順位は低いと考え、無理に選択肢に入れません。
では、SEO対策を提案するのはどういうケースかというと、それは「市場での認知が進み、指名検索のボリュームがある場合」です。
例えば、ブランド名、商品名、掛け合わせキーワード(口コミ、使い方、解約理由など)での指名検索ボリュームがある場合、SEO対策(指名検索対策)は必須と言えます。
事例で見る「指名検索」対策の重要性
ECの場合、基本的には指名検索でキーワードがヒットし、親和性の高い自社のページが上位表示できているケースが多く、それによってお客様は「上位表示できているから大丈夫」だと思い込んでしまいがちです。
しかし、実際は上位検索はできているけれども、ユーザーの検索ニーズを満たしていないことがよくあります。
▼事例1:FAQページの改善
課題:「〇〇化粧品 男性でも使えるか」で上位表示されているが、FAQページがでてきて「はい、使えます」だけの回答で終わっている。
対策:それだけでは不十分のため、男性でも使えることは前提に、プラスアルファとして使用量や肌タイプに合わせた情報提供など、ユーザーが本当に求めている情報を提供するようページを改善していく必要があります。
▼事例2:ユーザー体験の最適化
課題:FAQが設置されておらず、「〇〇化粧品 使い方」でトップページが上位表示されるケース。その場合、サイト内でユーザーに使用方法を探させるのはUXが悪く、探したのになかったというのは最悪のパターン。
対策:キーワードごとに1つずつ精査し、検索ニーズを直接満たす必要があります。ユーザーの検索ニーズに直接応える「使い方ページ」を設け、スムーズに情報へたどり着けるように改善します。
▼例3:アフィリエイトサイトへの流出防止
課題:有名な商材であればあるほどアフィリエイトを展開しているケースが多い。「〇〇化粧品 口コミ」と調べた際に、自社サイトではなくアフィリエイトサイトにユーザーが流出している。
対策:指名キーワードで網羅的なコンテンツを自社サイトに用意することで、流入機会の損失を防ぎ、本来不要なアフィリエイト手数料の削減を図ります。
▼その他:一般系キーワードでSEO対策を推奨するケース
・広告規制がある商材:CBDのように法律や規制で広告が出せない商材の場合、コンテンツマーケティングの破壊力が高まるため、SEO対策を推奨しています。
・予算も顧客体力もある場合:中長期的な視点で獲得チャネルを分散したい場合、競合の増加によるCPA上昇に備え、SEOからの流入も中長期的な視点で取り組むこともあります。
・YMYL領域のような専門性が高い場合:例えば、「ダイエット コーヒー」のような商材では、「ダイエット 〇〇」ではなく、「コーヒー×〇〇」のような間接的なキーワードで上位表示を目指し、コンバージョン動線につなげるような施策を打診することが多いです。ただし、一般的な商材では広告に比べてコンバージョンレートは低い傾向にあるのが現状です。
お客様へのメッセージ「相談するなら“今”が最善」
商品を作ってから「どう売るか」を考えるのでは遅いこともあります。
薬機法などの規制により、訴求が制限されて商品が売れず成果が出ないケースも多いため、商品開発前の段階でご相談いただくのが理想です。
たとえご契約に至らなくても、今後の事業展開でどのような課題が予想されるか、具体的な示唆を得ることができます。
現状の状況やフェーズを理解したうえで、今後の選択肢を増やすためにも、まずはお気軽にご相談ください!
キャリア
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2021 現在
株式会社ジェネマーケ
代表取締役
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2019 2021 2年
株式会社PLAN-B
SEOコンサルタント
-
2016 2019 3年
株式会社未来
D2Cマーケター
経験したサイトタイプ
- サービス
- ローカル
- メディア
- アフィリエイト
- EC
- ポータル・DB
- 会員制
経験した業界
- ToC
- ToB
- ToC ToB
- マーケティング・IT・テクノロジー
- 製造・インフラ(自動車・機械・エネルギー等)
- 生活全般(不用品・アパレル・家事)
- 健康食品・ウォーターサーバー
- レンタル
- ブライダル(婚活・式場・フォト)
- エンディング(葬儀・墓・永代供養)
- 医療・健康・病院・クリニック
- 美容・脱毛・サロン
- ジム・フィットネス
- 金融・保険・投資
- 不動産・住宅・工務店
- 教育・学習・スクール
- 旅行・観光・ホテル
- エンタメ・メディア
- 求人・転職・人材
- 士業(弁護士・税理士・行政書士。社労士等)
- 自治体・公共・NPO
- SaaS・ソフトウェア・クラウド
スキル
- SEO戦略設計
- 内部テクニカルSEO
- コンテンツSEO
- 記事作成
- 外部SEO
- ローカルSEO
- DB・大規模SEO
- ペナルティ解除
- YMYL対応
- 特殊サイト対応
- データ分析(GA4・Search Console)
- SEO内製化支援
- AI活用
- LLMO
- MEO
- 広告
- SNS
- アフィリエイト
- ベンチャー支援
- 大手企業支援
- 上場企業支援
- SEO歴7~9年
- その他(特殊業務)