清重 愛一郎

SEO Players

SEOはあくまで手段。
本質を捉え、泥臭くやりきることが事業をスケールさせる鍵
清重 愛一郎 / Kiyoshige Aiichiro

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プロフィール

清重 愛一郎

シン・マーケ株式会社

website
https://shin-marketing.co.jp/

新卒で脱毛器のEC運営、その後はメディア企画、MVNO事業開発など、事業会社でのマーケティングを幅広く経験。
株式会社ビズリーチM&A事業部のマーケティング責任者兼SEO責任者を経て、2022年7月にシン・マーケ株式会社を創業。現在はSEOを軸に、事業会社の成長を支援。

ピックアップ情報

サイト
サービス / コーポレート / ローカル / メディア / アフィリエイト / EC / ポータル・DB / 多言語 / 会員制 / ニュース・掲示板 / SPA/SSR/SSG / その他(特殊な仕様)
業界
ToC / ToB / ToC ToB / マーケティング・IT・テクノロジー / 製造・インフラ(自動車・機械・エネルギー等) / 生活全般(不用品・アパレル・家事) / 健康食品・ウォーターサーバー / 飲食・フード・レストラン / 介護・福祉 / 医療・健康・病院・クリニック / 美容・脱毛・サロン / 金融・保険・投資 / 不動産・住宅・工務店 / エンタメ・メディア / 求人・転職・人材 / 士業(弁護士・税理士・行政書士・社労士等) / SaaS・ソフトウェア・クラウド
スキル
SEO戦略設計 / 内部テクニカルSEO / コンテンツSEO / 記事作成 / 外部SEO / DB・大規模SEO / ペナルティ解除 / YMYL対応 / 特殊サイト対応 / データ分析(GA4・Search Console) / BIツール / SEO内製化支援 / AI活用 / ベンチャー支援 / 大手企業支援 / 上場企業支援 / SEO歴10年以上
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キャリア紹介

私はこれまで、事業会社のマーケティング担当として、様々な事業の成長に携わってきました。

キャリアのスタートは、脱毛器のECショップ運営です。その後、iPhone修理のフランチャイズ本部でマーケティング全般に加え、無料ボクサーパンツのフリパン事業やMVNO事業の立ち上げなど、新規事業にもゼロから取り組みました。

レバレジーズ株式会社では、人材サービスをメインとする全事業のメディア企画を横断的に担当し、直近では、株式会社ビズリーチM&Aプラットフォームのマーケティング責任者兼SEO責任者として、オフラインからオンラインまで幅広いチャネルでのBtoB集客を経験しました。

そして2022年7月、シン・マーケ株式会社を創業し、現在は事業会社さんのSEO・マーケティングの総合支援を行っています。

本質を捉え、泥臭くやりきること

これまでのキャリアを通じて、私は一貫して事業の本質、そして物事がスケールする為に必要なことを重視してきました。私にとってSEOはあくまで事業を成長させるための手段の一つにすぎません。

事業の成功に必要なのは、華やかな戦略論や最新のテクニックではなく、地道で愚直な泥臭いことを最後までやりきること、そしてそれをやりきれるスタンスだと思っています。

事業会社への入社を選んだ理由

SEOの文脈でキャリアを切り取ると華やかに見えるかもしれません。しかし、実態としては事業の立ち上げや売上を作るための戦略設計を全般的に行ってきた中で、SEOはその一部として深く関わってきた、という認識が一番近いです。

学生時代に自作プロダクトでアフィリエイトサイトをやっていた経験から、「インターネットプロダクトでビジネスを作りたい」というテーマを持っていました。しかし、その時、「ビジネスを理解していなければ事業はスケールできない」と痛感したんです。

だからこそ、私は意図的に事業会社に身を置き、マーケティングを深く学ぶことを選びました。

事業会社で培った「ビジネスの力」とSEO

SEOは常に変化しています。私が新卒で触れていた2010年頃のSEOと、現在のSEOは全くの別物です。昔は通用したブラックハット的なリンクビルディングやキーワード出現回数といった手法は、今や通用しません。

本格的に現代的な、より専門的なSEOに深く関わるようになったのはレバレジーズ以降。ここでも、SEOを単なる施策として捉えるのではなく、「事業成長のための手段」としてSEOを位置づけ、「事業の目的達成のためにSEOを手段としてどう活用するか」という視点を常に持って取り組んできました。

現在は独立し、事業会社さんのSEO支援、特に仲介業などのマッチングビジネス領域に力を入れています。人材、M&A、不動産、金融といったマッチングビジネスは、事業の成長にマーケティングが大きな加速力になり得ると考えているからです。

関心を持っている企業・人

日々、様々な会社の動向を見ていますが、私が特に関心を惹かれるのは、まさに「事業の本質」を追究し、「やりきる」スタンスを持つ企業や人です。特に魅力を感じている企業や人をご紹介します。

ナイル株式会社

株式会社Faber Company

吉野 五十也さん 合同会社58 (FIFTY EIGHT, LLC)

高田 愛さん(株式会社Faber Company)

ナイル株式会社 https://nyle.co.jp/

ナイルさんは、元々SEOを主力としていた会社から、自動車産業のDX事業を主力に転換し、大きく成長させているところが本当にすごいと思っています。

SEOといった集客の手段に留まらず、成果を出すために事業そのものに深く入り込み、SEO以外の領域に進出して成果を出し始めている。これは、「事業の目的を達成するためには、手段に固執しない」という強い意志の表れだと感じています。

また、ナイルさんの事業への取り組み方の真髄は、ただメディアで集客するだけでなく、顧客からお金を回収する債務債権回収の仕事や中古車事業といった、一見人が嫌がるような泥臭い実業にまで徹底的に取り組んでいる点にあると感じます。

この泥臭い業務オペレーションをやりきっているからこそ、どこをAIで効率化できるのか、どこがSEOで代替できるのかが明確にわかる。この取り組み方のレベルの深さは、後発の会社が真似しようとしても簡単には追いつけません。

株式会社Faber Company https://www.fabercompany.co.jp/

Faber Companyさんは、SEO業界のリーディングカンパニーであり、業界の健全化に熱心に取り組まれているとよく感じます。2025年にはJapan SEO Conferenceという日本最大級のSEOカンファレンスを開催されたこともとても意義深いことだと感じます。

実は日本のトップSEOコンサルタントは世界でも通用するレベルの高いレベルであるということが言われていますが、そういった日本のトップSEOコンサルタントとしての貴重な職人技や知見、文化を日本の若い世代に継承し、残そうとされているのだなと感じます。

上場企業のアセットを活かし、国内トップレベルの方々と連携し、「SEO職人のDNA」をなんとか未来に残そうとされているのだと感じます。

AIや合理化の波が押し寄せる中で、SEOの魂や知識、技術が失われてしまう可能性があります。だからこそ、意図的に職人の技術を言語化し、組織で教育し、未来に繋げようとする姿勢は、SEO業界の未来にとって非常に重要だと思っています。

また、同社のツール「ミエルカSEO」は、私が前職時代からヘビーユーザーとして活用させていただいてきました。BtoBなどのメディア運用において、再現性高く成果の出る記事が作れる点、誰がやっても一定の職人品質をもたらせるところが素晴らしいですね。

講師陣の動画教材も豊富なので、教える人材やリソースがない会社には特に効果的で、事業会社で組織的にスケールさせていく上ですごく有効だと感じています。

吉野 五十也さん 合同会社58 (FIFTY EIGHT, LLC) https://www.fifty8.net/

吉野 五十也(きの いそや)さんは、検索エンジンの歴史や技術の変遷を深く理解されている、日本のテクニカルSEOにおけるトッププレイヤーのお一人だと感じています。

吉野さんはバックグラウンドとしてエンジニアとしてのご経験も有りBigQueryなどを用いたデータアナリティクスからデータサイエンス領域にも明るいです。

単に知識として知っているだけでなく、過去の大きなアップデート時にも実際に最前線でプレイヤーとして経験されてきたからこその理解の深さがあります。過去を知っているからこそ、現在の傾向や未来の解像度が高いんです。

また、元Hakuhodo DY ONE(旧アイレップ)で執行役員としての経営・組織構築の経験もあり、ビジネスや業界構造を含めてフルスタックでSEOの全てを理解・実行できる方だと思います。

最近はデータ分析も含め、フルスタックで全ての領域を理解できることが、AI時代において掛け算で大きな強みになっていると感じています。

日本にこれだけのハイレベルなSEOプレイヤーがいることは宝であり世界に誇れることだと思います。

高田 愛さん(株式会社Faber Company)

 

Faber Companyの高田愛さんは、ここ1年ぐらいで仕事をご一緒した中でも飛び切り「気合が入っている」と感じたプレイヤーです。新卒2年目とは思えない高い水準で仕事に臨むスタンスが強烈に記憶に残りました。

彼女と仕事をした際は、全体のクオリティに妥協がなく、特にUX(ユーザー体験)の向上に徹底的にこだわっていました。

UXに終わりはないからこそ、それを追求する姿勢は、ビジネスパーソンとして非常に優秀だと感じています。

彼女のような若い世代が、泥臭い「やりきり」を体現するスタンスでSEO業界に入ってきて活躍することは、高齢化が進む業界にとって非常に重要なことです。

また、彼女の活躍は、特に女性のロールモデルとしても、SEO業界の明るい未来を示していると思っています。

参考:高田 愛さんのミエルカマーケティングジャーナル 記事一覧・プロフィール

最後に

私にとって重要なのは、本質であり、事業を成長させることです。そのために必要なことは、どんなに泥臭くても愚直にやりきることだと信じています。

自分自身もこれまでのキャリアを通じて、事業会社のマーケティング責任者として事業立ち上げから運用まで泥臭くやり続け、成果にこだわってきました。それが、こうして現在も事業会社から評価いただき、支援依頼のご縁をいただける理由だと思っています。

これからも、SEOを「手段」として位置づけつつ、事業をスケールさせるために何が必要かを見極め、クライアントの事業成長に貢献していきたいと考えています。

キャリア

  • 2022 現在

    シン・マーケ株式会社

    代表取締役/代表マーケター

  • 2020 2022 2年

    株式会社ビズリーチ(BizReach,Inc.)

    M&A事業部マーケティング責任者・SEO責任者

  • 2018 2020 2年

    レバレジーズ株式会社

    オウンドディレクター・メディア企画部

  • 2015 2018 3年

    株式会社白狼

    マーケティング責任者・iPhone修理あいさぽ事業

  • 2010 2014 4年

    株式会社エムロック

    脱毛器ケノンECショップ運用責任者・EC事業部

経験したサイトタイプ

  • サービス
  • コーポレート
  • ローカル
  • メディア
  • アフィリエイト
  • EC
  • ポータル・DB
  • 多言語
  • 会員制
  • ニュース・掲示板
  • SPA/SSR/SSG
  • その他(特殊な仕様)

経験した業界

  • ToC
  • ToB
  • ToC ToB
  • マーケティング・IT・テクノロジー
  • 製造・インフラ(自動車・機械・エネルギー等)
  • 生活全般(不用品・アパレル・家事)
  • 健康食品・ウォーターサーバー
  • 飲食・フード・レストラン
  • 介護・福祉
  • 医療・健康・病院・クリニック
  • 美容・脱毛・サロン
  • 金融・保険・投資
  • 不動産・住宅・工務店
  • エンタメ・メディア
  • 求人・転職・人材
  • 士業(弁護士・税理士・行政書士。社労士等)
  • SaaS・ソフトウェア・クラウド

スキル

  • SEO戦略設計
  • 内部テクニカルSEO
  • コンテンツSEO
  • 記事作成
  • 外部SEO
  • DB・大規模SEO
  • ペナルティ解除
  • YMYL対応
  • 特殊サイト対応
  • データ分析(GA4・Search Console)
  • BIツール
  • SEO内製化支援
  • AI活用
  • ベンチャー支援
  • 大手企業支援
  • 上場企業支援
  • SEO歴10年以上